九州1日目-高千穂-

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kaerudon

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 古武道の久留米セミナーに参加させていただくべく、5/28~30と殿様がえると九州へ行って来たけろ~。

 1日目の朝、車で羽田空港まで出掛ける。旅行の時、荷物が多いとやっぱり車の方が楽だと殿様が言うので、空港近くの民間駐車場を利用することが多い。ツアーのオプションにあったので一緒に申し込んでおいた。キャリーパーキング、ちなみに2泊3日で5000円。

 ところが平日ということをうっかり計算し忘れ、大渋滞にハマる!箱崎周辺のあの混雑は何っ!!飛行機の1時間前には駐車場に来てね~と言われていたのに、ギリギリ30分前位に到着。もうダメかと思った・・・。(;´Д`)キャリーパーキングの人は親切で、「大丈夫ですよ、すぐに送迎バス出しますから~。」と言ってくれたのでホッ。

 なんとか15分前位に搭乗手続きを済ますことが出来た。今はタッチ&ゴーで、携帯電話があれば空港に着いてそのまま飛行機に乗れるから、本当に便利だぁ~!

 無事熊本空港に着き、レンタカーで高千穂へ。周りは山だぁ~!地元の車はみんなのんびり走っている感じ。

 高千穂で回ったのは、天岩戸神社(西本宮&東本宮)→八大龍王水神→秋元神社→高千穂峡→高千穂神社。


1)天岩戸神社 西本宮&天安河原
 駐車場には観光バスも。人も結構いて賑わっていた。境内に明治天皇の御製の石碑があった。

天てらす神のみいつをあおぐかな ひらけゆく世にあふにつけても
目に見えぬ神にむかいて恥じざるは 人の心のまことなりけり

 天岩戸の遥拝を申し込むと、神職の方が案内をしてるとのこと。団体客の方々と一緒に、色々解説をしていただきながら、遥拝殿に案内していただいた。出入り口にはカギが掛かっていて、勝手に出入りは出来ないようになっていた。

 そして天安河原へ。足をすべらしそうな山道を下って行く。怖い・・・。(笑)クロックスのビストロを履いてきて良かった!滑らないから怖くないということでは最強だ!

 沢の水は青く澄んでいて、とても気持ちの良いところだった。「飛び込みたいっ!飛び込みたいっ!」という気持ちを抑える。(笑)身を乗り出すと殿様がえるに「転げ落ちないでね」と注意された。足元がしっかりしていたら、せめてギリギリまで下りて行って、手だけでも水に浸けたいのに・・・。残念・・・。(´ヘ`;)

 パワースポットと言われる橋の上、確かにすご~く気持ちがいい!時間があればずっ~とそこにいたい感じ。(´∀`*)

 ルンルン気分で沢沿いを進んで行くと、いきなり目の前に仰慕窟が現れた。あわわ。近付きたいけど、足が前に後ろに・・・。後ろに・・・。(笑)かえるはお宮までたどり着けなかった。なんとも言葉にし難いところだった。

 ヒィヒィ言いながら、殿様がえるとまた山道を登り道路へ戻った。「これしきでヒィヒィ言っていたら、熊野にはとてもじゃないけど行けないけろね~」と二人。(;´Д`)お腹が空いて来たので、華幸望というお店でおっきな蒸しパンをゲット。ここの黒糖蒸しパン、と~ってもおいしかったけろ。

 車に戻り、東本宮へ。

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2)天岩戸神社 東本宮
 西本宮と違って、まるで人気がない。本殿まで長い石段だ。下から見上げてちょっとくじけそうになった。

 ハァハァ言いながら境内に入って行くと、不思議なことに風もピタリと止んで、あたりは静寂に包まれた厳かな雰囲気。居心地は良いが、背筋がスッとなる感じだった。

 お参りした後、奥にある御神水の所へ。杉の木の根元から湧き出していた。ジョウゴや柄杓が並んでいるところからすると、地元の人はここにお水を汲みに来るんだね。恐る恐る飲んでみると、なんなく木の香りがするような・・・。大丈夫そうなのでゴクゴク飲んだ。(笑)

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3)八大龍王水神
 本殿は建て替え中。ブルーシートが張ってあった。ものすごく大きなご神木があり、その根っこは境内をウネウネ。エノキらしい。そして境内の周りにある木も、不思議なことに何故かウネウネ。ジャングルみたいな(?!)不思議な空間だった。参拝は隣にある建物(神楽殿?)で・・・と案内板があったので、そちらに回ってみると一見フツーのおうちのような感じでアルミサッシの向こう側に神様がお祀りされていた。「失礼しま~す」と言いながらアルミサッシを開けると、お賽銭箱の手前に台があり、お線香とお線香台が・・・。神社に来てお線香を上あげるというのは初めてだ。

 参拝者の記帳用ノートがあったので、殿様に記帳してもらう。日付を見ると、本日二人目の参拝者のようだった。

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4)秋元神社
 高千穂神社の本宮という説もあるところ。事前に下調べをしておかなかったら、きっと迷子になってたどり着けなかっただろう。狭い山道をクネクネとひたすら登って行く。修験道の修行の場だった・・・と言うのも納得。

 ご祭神は国常立命、国狭槌命、豊斟淳命の三柱。昨年建て直されたばかりのようで、本殿だけでなく、トイレも手水舎も新しくてキレイだった。拝殿は人が近付くとセンサーで灯りが付く。そしてここもお線香が置いてあった。記帳をすると、かえる達は本日3人目の参拝客のようだった。

 神社は、切り立った岩の真ん中に建っいるような感じ。左右は岩壁だ。裏側は木が生えていて地形は良くわからないが、人が踏み込めるようなところではないみたい。左側の岩壁には穴が開いていて、太子ヶ窟(たいしがいわや)に繋がっているらしい。太子ヶ窟、場所がよくわからなくて今回は訪れることが出来なかったけれど、次回ここに参拝する機会があれば絶対に行ってみたい。

 ここにも「日本一」と言われる程、稀な名水とされる御神水があり、早速ガブガブ。とってもおいしかったけろ~。

 帰り際、長い石段を下からご年配の男性が登って来られた。「こんにちは~」と挨拶を交わすと、立ち止まって話しかけてくださった。なんと御年90才とのこと。大正生まれだそうな。「どちらから?」と聞かれたので「埼玉から来ました」というと、戦時中千葉県の船橋にいたことがあったと懐かしそうに話してくれた。水陸両用の潜水艦??に魚雷2つを積んでの極秘任務に携わっていたとか・・・。

 山の中、本当に人気のない(平日だし)神社での出会い、きっと何かのご縁けろね~。かえる達よりスイスイと、元気に階段を登って行かれた。すごいなぁ~、ちなみにその80才のおじい様も車だった!あのクネクネの山道、運転出来るっていうのも尊敬に値するけろ。心細い想いをしながらも、やって来た甲斐があった神社だった。

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5)高千穂峡
 高千穂を検索すると絶対に出て来る、高千穂峡の真名井の滝。「きっと絶景に違いない!ボートに乗りたいけろ~」と行ってみたものの、たどり着いたら午後5時ちょい過ぎ。駐車場に着いても人気がない・・・。ガーン!Σ(゚Д゚)ボート、午後5時までだって~。ガッカリ~。

 仕方無く行けるところまで行って、高千穂峡の雰囲気をとりあえず味わった。(笑)鴨達が岩の上でくつろいでいた。ボートに乗ってエサをあげると、泳いで寄って来るらしい。

6)高千穂神社
 ボートは終了してしまっていたが、まだ明るかったので高千穂神社にも参拝。ギリギリセーフだ。根っこが繋がった、仲良しな「夫婦杉」があり、せっかくなのでその周りを殿様とグルグルした。(笑)

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 駆け足で巡った高千穂ツアー、なんとか予定をクリア。(ボート乗り損ねたけど)でも九州に着いてから食べたのは、かえるは蒸しパン、殿様は途中のコンビニで買った菓子パンのみ。トホホ。(´ヘ`;)

 高千穂の道の駅で何か食べるモノ・・・と探してみるが、殿様がえるが「博多までガマンする」と言うので、ソフトクリームだけでしばし休憩。「ねじねじくん」という名前のお菓子がおいしかった。

 そして一路博多へ。片道3時間半くらいだったかな。しかしここで殿様が「お腹空いた・・・」と言い出す。(笑)博多までガマン出来ず、途中の北SAでご飯にした。殿様はとんかつ定食、かえるは高菜飯とだご汁御膳。

 レンタカー、1日しか借りていなかったので、天神にあるバジェットレンタカーに8時までに返さなくちゃいけなかったのだが、途中で間に合わないと諦めて営業所に電話した。延長をお願いし、明日の朝返しに行くことに。

 9時半位に博多に到着。2泊するのは天神にある「ホテルモントレ ラ・スール福岡」(舌噛みそう)。やっとホテルに着くと、な、なんと!!ホテルの前の道路にズラ~っと屋台が出ていた。「ああ・・・とんこつラーメン!こんなことならSAでご飯食べなきゃ良かったけろぉ~!」と嘆く殿様がえる。(笑)残念・・・。

 屋台はどこも目まいがする位、とんこつの匂いがプンプンだったが、貼ってあるメニューを見ると海鮮系のおつまみもあるみたい・・・。

 前の晩あんまり寝てないのでやっぱり疲れた・・・。持参したバブをお風呂に投入!かえるだけビールを飲んで・・・寝た。

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