セントローレンス湾のアザラシ

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kaerudon

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 たまたまテレビのニュースを見ていたら、かわいいアザラシの赤ちゃんの映像。何、なに~?と思って観ていたら、それはそれはショッキングなニュースであった。

 白くてフワフワかわいいアザラシの赤ちゃん、それはタテゴトアザラシの赤ちゃんで、カナダのセントローレンス湾では地球温暖化の影響による氷不足により、今年はほぼ全滅とも言われているのだそうだ。

 アザラシの赤ちゃんは、氷の上で産まれて育ち、産まれてから数週間は泳ぐことが出来ないのだそうだ。だけど今年は氷がものすごく薄くて、どんどん溶けてしまい、泳げないアザラシの赤ちゃんは哀れ溺死・・・。。゚(゚´Д`゚)゚。 産まれた赤ちゃんが90%死亡とか、とかほぼ全滅とか言われる、かなりひどい状況らしい。3/25付けのニュースはここに

 そんな状況なのに、カナダ政府は今年もアザラシ猟を許可するということで、自然保護団体や研究者から批判を受けているらしい。

 かえるは全然知らなかったのだけれど、調べてみると元々かなり残酷な猟だと言うことで、あちこちから非難されており、ベルギーなどの欧州数か国ではカナダのアザラシ製品の取り扱いを禁止しているそうだ。アザラシ猟の反対署名を集めているところもあった。

 その残酷な猟の様子は動画で公開されているが、恐ろしくて観られない。金属が先端についた棒で、スイカを割るように頭を殴り殺されるのだそうだ。まだ息があるのに皮を剥がれて、まばたきをしていた・・・なんて記事を読んだら、げ~っ!ホントにもう毛皮なんて止めようよ!と思った。

 そう言えば、以前防寒用の草履が欲しいと探していたら、アザラシの毛皮のヤツ、あったっけ。高いからもちろん買えなかったけど、その時はそんなこと知らなかったから、「あったかそう~」なんて単純に思ったけど・・・。(;´Д`)

 でもさ、ホントそれでなくても温暖化であったかいし、冷暖房完備のこの現代で、毛皮はもう必要ないよね。そんな残忍な殺生までして、身に付けなくてもいいじゃない。自分の手を汚さないと手に入らないなら、きっと欲しいとは思わないよね。

 毛皮・・・ファーと言えば聞こえは良いけど、死体の一部。

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3 件のコメント

  1. 私も小学校の頃、
    叔母が持っていたアザラシの毛皮のお財布が欲しくて、
    ずっといいな~と思っていました。
    その後、TVでアザラシ漁の様子を見て、
    欲しいと思うことはなくなりました。
    アザラシ漁のTVを見てからン十年経つけど、
    今も氷の上に飛び散った血、
    殴られるアザラシの姿が頭に焼き付いて、
    忘れることができません・・・

  2. その通りですね。
    以前ラビットファーの話で同じ内容を聞きました。
    同感です。

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