初めての礼法教室

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kaerudon

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昨日は小笠原流の礼法教室に、初めて参加させて頂いた。

会場に到着後、まず簡単に内容についての説明を伺い、白い靴下に履き替えていざスタート!

人数は 20数名といったところかな。若い女性の方からご年配の男性まで、まさに老若男女、様々な年代の方がいらした。そしてかえるの他にも、今回初参加という方が数名いらした。

一緒に基本の座り方、立ち方、礼の仕方などを教えていただいた。礼をする時は、息を吸いながら体を倒して行き、一番低くなったところで息を吐く。そしてまた息を吸いながら、体を起こして行くのだそうだ。

動作に呼吸合わせるのではなく、呼吸に合わせて動作をするとのこと。ふむふむ。

しかし、息を吐きながら体を動かすことが習慣になっているのか、息を吸いながら礼をするということがなかなか難しい。ついつい、息を吐きながら、体を倒して行ってしまう。(゚Д゚)

そして、お客様へのお茶の出し方、下げ方なども一緒にお稽古させていただいた。

先生は男性と女性のお二人でしたが、さすがにお二方とも立ち居振る舞いが普通の人とは違う!特に男性が座ったり立ち上がったりするときの所作が、とても柔らかいことに驚いた。

お稽古後、ぜひ今後も続けさせて頂きたいとお願いをすると、なるべく長く続けてくださいと皆さんにお話しているんですよとのこと。基本の一通りの内容を、だいたい2年掛かってお稽古するんだって。

ものすごく緊張したけれども、とても勉強になったけろ。

そして 足が何度もつりそうになった。(ノД`)

これはインナーマッスルが相当鍛えられそうだ。ご年配の日本舞踊の先生などを見ているとすごく思うけれども、昔の女性が着物を着ているときの所作というのは、かなりインナーマッスルがついていないと難しいと思われる。そうでなければ裾がはだけてしまうし、着物もあっという間にぐずぐずになってしまうだろう。

畳の暮らしというのは、立ったり座っただけでも体を鍛えられるね。椅子は膝にも楽だけれど、体幹は弱くなって行くのかな。でも、そうは言っても、殿も膝が悪いし、うちではもう畳の暮らしは出来ないけろねー。

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