どうぶつたちへのレクイエム

 注文していた本が届いた。タイトルは「どうぶつたちへのレクイエム」。

 覚悟を決めてページを開いた。最初から最後まで、涙から止まらなかった。ホントは目を背けたいけれど、ペットを飼うなら知っておかなくちゃいけない現状なのかなと思い、購入した本だけど、想像以上に酷い現実がそこにあったけろ。

 本の内容は人間に捨てられたり、持ち込まれたりして、保健所のガス室で殺される運命になってしまった犬や猫達の最後の肖像写真集。

 この本を読むまでは、こういうことが行われていることは、なんとなく知っている・・・程度だった。例えば日本中で毎年、どれくらいの数「処分」されるのかも知らなかったし。犬と猫、何十万という数らしい。

 で、保健所などで処分される時、ほとんどは炭酸ガスによる窒息死で、それは決して「安楽死」なんかではなく、何十分と苦しむ子もいるらしい。さらに、ガスで死にきれないと生きたまま焼かれてしまうことになるなんて!!それでも炭酸ガスを使う理由は、「安く済む」からだそうだ。

 子猫なんか麻袋に入れられて、ゴミみたいに処分・・・。殺されるためにだけ産まれて来た命って何なんだろ・・・。゚(゚´Д`゚)゚。職員さん達はニャーニャー言ってる子猫達を、どんな気持ちで麻袋に詰め込んでいるのだろう。なんて辛い仕事・・・。

 写真の中でかしこそうな柴犬が、淋しげな瞳でこっちを見ている。犬には2~3歳児くらいの知能があるらしい。ならばきっと、この子も自分を愛してくれた人間のことは覚えているだろう。どこにいるのかな?迎えに来てくれないかな?と、待っているんだと思う。ただそれでも、なぜ自分が捨てられたのか、それだけはわからずに・・・死んで行くのだ。何とも哀れ・・・。

 辛い現実を突きつけられる本だけど、一人でも多くの人に読んで欲しいと思った。特に子供達に・・・。そして、これから犬や猫を飼おうと思っている人にも、ぜひ読んで欲しい。犬や猫はペットショップで買うだけじゃなく、殺されてしまう運命の子達の里親になることで、救ってあげることも出来るのだと知って欲しい。

 かえる宅は犬猫を飼えないけど、小動物の里親にならなれるかな・・・。ささやかでも何か出来ることを考えようと思ったけろ。

 この本を知ったきっかけは、デグーさんグッズだった。わらで出来たハンモックがボロボロになったので、買い替えなきゃと思ったんだけど、いつものお店が在庫切れ。WEBで検索して探していたら、「箱うさぎ」というお店がヒットした。管理人様のブログはこちら

 で、そのお店のトップページを見てみたら、いきなり目に飛び込んで来たのが「緊急SOS-子猫成猫80匹SOS」の文章。「あっ!これって前ににゃんこさんが言っていた話・・・。」無知な飼い主が飼い猫に避妊や去勢をしなかったため、なんと80匹にも増えてしまい、とても悲惨な状況になっているそう。

 そして「どうぶつたちへのレクイエム」写真展についての文章があり、この本の存在を知ったけろ。

 この「箱うさぎ」さん、ただのショップでは無くって捨てられたうさぎ達を保護し、里親を探すというボランティアをやっているのだ。そっか、捨てられるのは犬猫だけではないけろよね。それこそ元々日本にいない、エキゾチックアニマルなんかも捨てられてしまう現代なんだ。

 うちにいるデグーさんだって、もし、捨てられたりしたら、きっと日本の環境では生きては行けまい。「野良デグ」には決してなれないだろう。小さな命だけれど、飼い始めた以上は天寿をまっとうするまで、ちゃんと責任を持たなくちゃいけないんだと改めて思った。

 一人でも多くの人に読んでもらいたい本です。


2 thoughts on “どうぶつたちへのレクイエム

  1. NA☆NA

    かえるさんの話を聞いてるだけで、涙が。。
    この話はかえるさん同様知ってはいましたが、これほどまでとは・・
    是非読んでみたいと思いますが、悲しい現実を受け入れるのが怖くてなかなか手にすることができないかもしれません。
    私も犬猫は残念ながら飼えないですが、小動物の里親ならなれます。
    こんな風にみんなに伝わって意識がかわっていくといいですね。

    返信
  2. かえる

     NA☆NAさん、コメントありがとうございました~。世の中には、受け入れがたい程悲しい現実がたくさんありますが、それを癒してくれるのも、かわいいペット達なんですよね~。

     かえるもデグさん達には癒されまくりです。

     ささやかでも出来ることを、何か考えて行こうと思っています。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。