ずっと昔、子供の頃に椎の実を拾って、焚き火で焼いて食べたことがあった。
近所のおじさんが「これは食べられるんだよ」と、食べさせてくれたのだ。
それから何十年も経って、先日とある公園に椎の実拾いに行って来た。
出掛けた時間が遅かったので、夢中になって拾っていたら、あっという間に暗くなってしまった。
短い時間だったけれど、たくさん落ちていたので、小さなコンビニ袋いっぱいに拾うことが出来た。
子供の頃からどんぐりを拾ったり、木イチゴを摘んだり、潮干狩りに行ってあさりを拾ったり・・・というようなことが大好きだった。黙々と夢中になってしまう。
椎の樹がこんな町中の公園に植えられているとは思わなかった。探せば結構あちこちの公園とか、神社とかで拾えるのかも。
そう言えば木イチゴは、大人になってから一度も見ていないな。どこかに生えていないかしらん。
すると、暗闇の中で何やら動くモノを発見!Σ(゚Д゚)
な、なにっ?カエル!
ヒキガエル(ガマガエル)と思われる。うっかりすると踏んづけてしまいそうなくらい、歩道を歩いているとぴょんぴょん出てくる。すっごくビックリした!
明るいうちは見掛けなかったから、暗くなると出て来るみたいだけど、昼間はどこに隠れているんだろう?カエルって夜行性??
大きな公園なので池とかあるのかなぁ。久しぶりの生ガエル、まじまじ見てしまったけろ。結構な大きさで(手のひらサイズぐらい)、ムクムクしていた。(笑)
あちこちたくさんヤブ蚊に食われたけど、とても楽しかった。今度行く時は蚊取り線香が必需品だね。
椎の実はおうちに持って帰り、良く水洗い。
しばらくお水に漬けておくと、中に虫がいるものは浮いて来るので選別した。
そしてフライパンで炒って食べたけろ。
小さくて皮をむくのが大変だったけれど、素朴なお味だった。
栗のような食感で、かすかに甘味を感じられる位。あくは少ないようで、苦みとかは全く無かったよ。
縄文時代の人は主食にすることもあったのかな。
また拾いに行きたいっ!